2017年04月20日

子猫を親猫に無事返せた嬉し過ぎた日。

今日は仕事を放っぽり出して、
子猫を親猫に無事連れて行ってもらう作戦を
お昼に実行した日だった。

昼飯を食べ終えると、
妻が隣の家で子猫がいるとLINE。
目もしっかり開いていない子猫が一匹で隣の屋根の上に。
落ちると危ないということで僕が縁を塞いだところ、
子猫が驚いて反対方向へヨチヨチ歩きし出した。

そして何と屋根から子猫が落ちてしまった!
悪夢かと思った。
しかし恐る恐る現実を直視すると、
妻の手の中にいるではないか!
妻が見事にキャッチしていたのだ。

もうこれには一生頭が上がらない。
本当にキャッチしてくれてありがとう。

そして子猫を見せて親猫を呼んだりしたが、
なぜか見て見ぬ振り(笑)。
妻は「育児放棄か」と呆れていたが、おそらく警戒していたのだろう。

ダンボールにとりあえず入れて、
牛乳を急いで買ってきて飲んでもらおうとしたが、
警戒しているのか驚いているのか(そりゃそうだ)、一向に飲まない。

そこで、しばらく考えて、
元の場所に置こうということで、
屋根を伝って元の場所へ。
もうこれしか方法がない。

で、しばらくすると親猫がやってきて、
くわえて屋根を伝って向こうに無事行ってくれた!!
これには感動してもう嬉しくてどうしようもなかった。

というのは、あまりにもショックでブログには書いていなかったが、
1年半ほど前に隣の事務所に迷い込んだ猫がいて、
どこかから落ちたのか随分弱っていた。

月曜日の朝であまりにも多忙だったため、
とりあえずタオルなどを入れたダンボールの中に入れて、
様子を見ていたのだが、何と1時間後に死んでしまった。

もしすぐに動物病院に走れば間に合ったのではないかと、
そこから自己嫌悪の日々が続いて、未だにそれは消えない。

そんな風に悲しい思い出として、
ここで働く3人は記憶していたので、
今回は絶対にそんなことのないよう真剣に向き合った。
その願いが通じたのか、無事親猫に返すことができた。

死んだ猫は戻ってこないが、
今日ほんの少し救われたような気がした。
sakuraishinya at 00:22



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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