2018年03月25日

人生では、諦めようと思えばいつでも気持ちよく諦められる。




37になって、これからの人生をどうしようかと考える。
自分に与えられたものを通じて、自分が楽しむのはもちろんのこと、
人に還元できるようなものに時間を使いたい。

誤解を恐れずに書けば、ここ半年で、
僕がかねてより憧れを抱いていた田舎でボーッと自然のままに暮らす、
というのはいつでも出来る状態になった。

もちろん自営業者であることには変わりないが、
今あるお金で理想的な日本家屋を買い、入ってくる収入と畑仕事などで、
贅沢な自然と空気を味わいながら一生を終えることは可能だろう。

それまでは一時期を除いて10年以上社員がいたので、
毎度のごとく反対のオンパレードで何度苦渋を味わったことかと。

しばらくはそれで妄想が広がった。
いや、家探しはもはやライフワークだ。
今から近所の有形文化財を地下鉄に乗って見に行く。

しかし、これで一丁上がりで妻と二人で慎ましやかに暮らすというのは、
職人.comという大きな可能性のあるビジネスを与えられた身として、
人生が終わる時に後悔のない選択なのだろうかと。

坂本龍馬の言葉に、どうせ野辺の石ころ同様、しゃれこうべになるのだから、
一生懸命やってみるものですよという言葉がある。
しゃれこうべになりかけた時にどうしたら後悔はないだろうか。

最近死というものをそれほど恐れなくなった。
ただ単にタイムリミットだ。今回の人生の。
一度あることは二度も三度も何千何百万と続くのだからこれで終わりではない。

ワタミ創業者の言葉に、
諦めなければずっとその物語は続いている、というものがあり、
たいそう感銘を受けた。

人は選択の中で、無理だ、やっぱり才能ない、と諦めたことに対し、
あたかもそれが正しい選択であるかのように語ってしまうが、
単純にそういうわけでもないという視点をもたらしてくれる。

職人.comはどこまでいけるんだろうか?
諦めようと思えば、いつでも諦められる。
この規模で、のんびり余生を過ごすことはできるだろう。

しかし、おそらく死ぬ前に、
まだ若かった頃に限界まで力を発揮しなかったことに後悔するはずだ。
まぁまぁのところで満足してしまっていた自分に気付くはず。

それでは自分自身を誇りに思える人生とは言えないだろう。
だから、出来るだけやってやろう。成長するための努力をし続ける。
それが消去法で編み出した唯一の後悔のない道だ。




sakuraishinya at 11:39コメント(0)

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プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで128カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。


僕の失敗続きの人生を取材していただきました。「勤めないという生き方」森健著P.146〜164に書かれています。


僕の人生を変えた本です。世界1億部以上の大ベストセラーで、歴史上最も売れた本の1つ。「夢を追求している時は、心は決して傷つかない」など、本の至るところに大事なメッセージがあります。全ての夢を追い求める人、日々の雑務に追われ夢を忘れている人に、心の底からおすすめします。
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