2019年09月07日

長い時を経てようやく中国語圏が起動に乗りつつある。

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全く安定しない海外売上。
おそらく検索に引っかからないのだろう。
SNSで瞬間的に見てもらう以外、リーチの仕方が確立できていない。

そんな中先週は台湾から計20万超えのオーダーを頂いた。
ということで広告費を増やした。
こういうことの繰り返し。

さてさて、今月で職人.comは開設丸15周年。
ついこの間のように覚えているんだが。

しばらくは停滞ムードが続いた。
8言語開設したものの、実質動いているのは5言語なので、
まだまだ理想とは程遠い。

そもそも理想はどんな形だ?最近それが見えにくくなっていて困る。
世界中にショールームを作ろうと言っていたが、
それが必要なのかどうか分からなくなった最近。
インターネットで多言語で配信することが現代のグローバルブランドではないかと思った。
が、やはり、それだとアドレナリンが出ないようだ。

その二次元の形だと、つい自社ブランドをやろうという風になる。
体力的に余裕ができるからだ。
でも自社ブランドは取引先の競合になる可能性もあるし、大変な労力が必要。
また成功する確率は低い。すでに一回失敗している。

なので、世界中の価値ある建物に他社との提携ではなく、
自社で出店していくというのが最も楽しいことだろう。
しかしながら、そこにも問題が出てくる。
セレクトショップなので、他社で買える商品も多いのだ。
わりとオープンにされているところはどこにでも卸されている。

こういう形でどうやって生き残るのかという切実な問題が出てくる。
でもあれだなぁ、香港撤退してオンラインプラットフォームって最終形を模索したが、
やはりそれだと燃えないんだよね。
多言語運営もほとんどできていなかったが、
今出川、三条、香港、ポップアップをやった去年のほうが充実していた気がする。

自社ブランドをやろうという気が起きないぐらい、
充実した仕組みを作りたい。
これこそが自分自身に課すべき使命だ。

中量生産品で利益を確保しながら、少量生産品で新鮮さを出す。
また定期的にポップアップを行い、各所で認知度を高める。
海外でもポップアップを行いたい。

立ち返ろう。
二次元では満足できない。
sakuraishinya at 13:08



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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