2013年09月

2013年09月30日

ギリギリ、売上記録を更新。

何とか今月、過去最高の売上を達成した。
あ、でも特殊な大量注文があった月の記録はまだ抜いていない。
それを達成せねば。あとちょっとだ。
今回はめでたいので、みんなでお祝いしよう。

しかし面白い話だ。
今年度の4月より、昨年度よりも
売上目標を1.5倍にしているが、
何とか達成している。

人間というのはつくづく
自分の作った殻におさまる生き物なんだなぁと感じている。

今度住み慣れたこの町家を離れ、
引っ越しを検討中だ。

多少無茶してでもいいから、
広いスペースを借りようかと思っている。
それによって、そのスペースを埋めるように、
事業を拡大できると思う。

何分現在のスペースだといっぱいいっぱいのため、
新しい人も雇えないし、在庫置き場も十分にない。
つまりこれ以上拡げると大変だという感情になる。

毎年1.5倍成長をしていくからには、
殻をまず大きくせねば。

ヤドカリも小さい殻のまま過ごすものは、
身体も小さいままだそうだ。

1億、3億、10億、30億と
目標ができた。
1億はどこ、3億はどこという風になっている。
ちなみに30億は祖父のつくった会社の売上記録。

一度だけサラリーマンをさせてもらった
高砂香料の1000億(当時)に並ぶ売上を
つくれたら、高砂内で伝説になるのではと思って
今から楽しみにしている。

ただ単に売上を掲げるのではなく、
1億の売上はいったいどこなのかという風に
具体的に社名を上げていくと、よーし負けられんと
やる気が湧いてくるようになった。

また毎年1.5倍成長をやり遂げるからには、
一つの事業では難しい局面にもぶち当たる。
そのときに自然発生的に新規事業をやらねば
達成できないということになり、自分なりに発破をかけられる。

目標を達成できないということは
自分に負けたということになるから
何が何でも達成したい。

さぁ頑張ろう。まずは3億までの殻を探そうかと検討中。
sakuraishinya at 23:50

2013年09月27日

妻のご両親が来られた。

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楽しかった。
結婚式はまだ二ヶ月先だが、
京都を一度ちゃんと見たいということで、
本当に何十年ぶりかに京都に来られた。

朝四時半に起きて山形から。
本当にありがとうございます。
心から感謝。

家から近い近所にブラブラ。
秋の心地良い風の中、御所を見て、
クリクマさんでビール飲み、
晴明神社寄ってボナサイへ。

特にボナサイのアヒージョに感激されてた。
こんなニンニクの塊みたいな料理を
ニンニク嫌いだった娘さんが
頼むなんて信じられなかったから
随分驚かれたんだろう。

町家にも大変感激されてた。
確かにこの家は美しい。
ガラス一つとっても、もう作れないものばかり。

ということで、とても感謝だ。
これからもよろしくお願いします。
sakuraishinya at 22:38

自分の土俵で勝負すること。

仕事は自分の土俵に持ってこないといけないと思う。
相手の土俵に乗り込めば勝てない。

では、自分の土俵はどの枠組みでの仕事なのか。

僕は伝統工芸の専門家ではない。
かといってウェブが専門でもないし、
かつてやっていた飲食はド素人だ。

何度かつまづいているが、
僕がなぜネットサービスや飲食を
やったのか分かってきた。
そしてそれにヒントがあることも。

人はみなそれぞれ生まれてきた環境や
感じてきたことは違う。
何十年という歳月が唯一無二の個性を作ってくれた。

それを活かす枠組みを自分で作ればいい。
自分らしく思いっきり羽を伸ばせるフィールドを
自分で作ってしまえばいい。

たとえば、昔いじめられていて、
大人しくて、ノリについていけない人は、
無理矢理その集団についていこうとするのではなく、
彼らが入り込めない分野を自分の生きる道にしたらいいと思う。

たとえばの話、やたらと調子だけ良い占い師に
自分の悩みを理解してもらえると思うだろうか?
たとえばその職業では大人しくて、かつてイジメにあったことのある
他人の痛みが分かる性格がずっと役に立つ。

ひょっとしたら、
ノリだけで生きているパッパラパーよりも
占い師として何倍も稼げるかもしれない。

これが自分の土俵で勝負するということ。
自分の土俵を再定義できたので、
これをもとに会社運営をしたい。

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sakuraishinya at 07:40


プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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