櫻井慎也ブログ


2025年01月18日

本当に早いものであっという間に今月も下旬か。

先週、実は大変お世話になった妻のお父さんがお亡くなりになり、山形へ行っていた。

本当にお疲れ様です、と言いたい。お互い大好きな酒を何杯も飲み交わしながらいろんなことを教えていただいたなぁ。

一番大きいのは、真のリーダーシップというのは誰かを強制的に動かすということではなく、周りの人がその人のために動きたいと思えることだと、気付かされたというもの。

多くの人に愛されたお義父さんに教えていただいたことを記録としてここに書きたい。

そして、本日久しぶりに風邪を引いた。風邪を引いたらとにかく汗が出るぐらい体を温めるに限る。

コタツは最大にして、ストーブをつけ、白湯は何リットルも飲む。そして、激熱風呂に入り、電気毛布をガン焚きして、何重にも布団や毛布をかけて、湯たんぽと共に寝ながら、粉ポカリを2リットルほど治るまで飲めば、大抵一晩で治る。

もう21時半の時点ですでに治りかけているが、油断禁物。汗をかいて寝よう。
sakuraishinya at 21:30

2025年01月04日

あまり建設的とは言えないが、妻と徹底的に一年の計画を話し合った。

年末年始はいつも一年の計画を立てている。いろいろあっても覚えられないので、まぁ適当に数個出す程度だが。

後悔がない一年にするのにどうすべきかと。基本的には昨年の踏襲で、会社への貸付金を完済してもらうことだが、台湾の東側やシンガポールに行くこと、完済した暁には太平洋のアイランドホッピングで140カ国・地域達成を目指すなど、いろいろとある。

会社の売上は、国内が1億、海外が1.5憶を目標としたい。また、真冬の小樽に行くことも。だいたいそんな感じ。たいそうなもんでもなく、普段から言っていたことだ。

書き出すということの大事さよ。いかに何も考えていないかがよく分かる。USスティール創業者のアンドリューカーネギーの逸話で、世界的大企業を運営し、悩みで頭がパンパンでんがなと思ったが、ふと書き出してみたら70個ほどで止まったそう。そうかこんなもんかと、そしてよく分かったぞということで、メモを机にしまって、家族で食事に行かれたそうだ。

僕の悩みは何だろうかと思ったら、僕ら二人がいなくなったら、誰もこの会社を継ぐ人がいないということだろう。なので、次の世代というほど大げさなものではないが、組織で運営できるようにしたいと思った。人的コストは爆上がりするが。貸付金の返済をし終えたら、すぐに取り組みたい。それにはあと2年ぐらいかかりそうだ。

公に書いている心のメモであるこのブログ。実は一番読んでいるのは間違いなく僕。定期的にあの時の自分が何を考えていたのかをさかのぼって読む。驚くほどエネルギッシュであったり、知らない言葉を使っていたり、人間というのは魂が定期的に入れ替わっているのかと思うほど。

というわけで、気が済むまで悩んですっきりしたので、そろそろ両親に新年の挨拶をしたい。
sakuraishinya at 23:52

2025年01月02日

消しても消しても不死鳥のごとくよみがえる自社ブランドの夢。

明けましておめでとう。2025年。なんてこった。ついこの間2000年問題がどうの、っていうニュースを一人暮らしのテレビでドキドキしながら観ていた気がする。あれから25年が経ったというのか。

あのころからどれだけ成長したのだろう。確かにいろんなことはあった。適度にオッサンにもなった。しかしあの時分の遥か前から酒も飲んでいたし、たいそうなことも考えていたかもしれない。顔は本当にアホそのもので、今の俺なら絶対に近付きたくないゴミ人間だったが。

そんなわけで、もうすぐ44になるのか。世間でいう定年なんてあっという間に来るね。やはり一つだけ後悔するとしたら10年以上思い描く自社ブランドを立ち上げられなかったことに違いない。

ただ、現在の取引先に迷惑をかけるような展開はしたくないし、コンセプトなども被るようなことはごめんだ。まぁ本当にこれは俺の自己満足のようなものだから、職人.comのお客さんにもお伝えしなくても良いかとも思えるほど。その程度にもかかわらず、やらないと気が済まないって、なかなかどういう立ち位置なのか、自分でも分からない。

一つには世界で生産するブランドになりたい。が、もちろん生産はど素人なので、基本的には先方のデザインを少し変えさせていただき、これまで培った「見出し発信する」を世界規模で細々と実現したいと思っている。なので、職人.comのお客さんや取引先、はたまたスタッフにお伝えしてよいものかどうか迷うね。これはエゴなのか使命なのか。なぜ不死鳥のごとくよみがえる?

作ってしまえば満足かな?(笑)ちょうど10年前にやったしね。半年で撤退したが。今でも良い商品だったなぁと思うし、ネパールで生産を請け負ってくださった方はまた成長した段階でいつでも依頼して、ということで、この10年たまにご注文も頂き、大変お世話になっている。成長した自分が恩返しできれば良いのだが。同志社の先輩でもあるし(笑)。

新年早々悩みは尽きないもんだ。でもショッピングカートは2アカウント分のライセンスを購入したので、それも運命かなと思う。数年間赤字でもやり続ける覚悟はあるか?この名前を思い付いてからすでに数年間は経過した。職人.comに集中するためにその思いは封印してきた。

お金はかけずに復活するか?また、職人.comには関わらない形で。妻と相談して決めることではない。自分が決断することだ。僕は日本人が偉いと思いたくて職人.comを立ち上げたわけではなく、日本と世界の相互理解を実現したくて会社を作った。なので、いつも見ていたのは日本と世界がつながることだ。見出し発信するという作業には多少自信がついたが、一からファンを集めて、となると相当やばいしどうなんだと。昨年個人事業主でもあるスタッフの一人に相談したら、別の名前でご自身も二つのブランドを運営しているとのこと。その自由さが羨ましいと思った。かつては僕もそうだったのだが・・・。

というわけで、どうしようかね。

===

と、正月からいろいろと書き殴ったが、やるかやらないかはいいとして、こうやって思いを正直に吐き出せる場があることは大事だと思った。「じゃあやれば?」と許可されたら、「それはそうだが、失うものがあるし・・・」となる。結局はやらないほうを選んでいくんだろう。これは選択でもあるし、諦めでもある。この諦めに似た感情は非常に重要だと経験から知っている。この感情を持てる方向こそが進むべき道とも言える。妻と出会った時にも感じた。公に出してみて消えるような思いは大したものではない。続けられるものは燃え上がるような思いとは違う。「これかぁ・・・」という諦めに似た、納得というほどでもないが、腹落ちするものだ。てことで、2025年も100万人のファン獲得を目指してマイペースにやっていこう。
sakuraishinya at 01:16


プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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