2011年07月29日

企業の目的ってなんだ。働く目的ってなんだ。




これを考えると大変面白い。

色んなことを考えるわけなんだけど、
会社って何のためにするんだ、
何のために働くんだということを
真剣に考えると面白い。

世の中に貢献するとか
お客さんの役に立つとか色々とあるけど、
根本的にもっともっと内陸部に入ると、
生きていくためではないだろうか?

もっと言えば、働く人が
充実した人生を歩む場として
存在しているのかなと思った。
もちろん生活するという意味も含めて。

社長以下全ての従業員、
億万長者じゃない限り
毎日自分の取り分を稼がなきゃならない。
これは確かだ。

従業員にとって、
お客さんへの貢献と、
自分の生活、どちらが大事かと
聞かれたら皆は何と答えるのだろう?

もちろん何をもってお客さんに喜んでもらうのか、
これが会社の業務になるのは間違いない。
ただし、僕らもお客さんと同様生きていくために
稼がなきゃならない。

だとしたら、優先順位は、
社会への貢献が一番なのではなく、
一人の人間として生きていけること、
ひいては家族を養えるぐらいように
稼ぐことじゃないだろうか?

ついつい自分で会社をやっていると
会社の目的のほうばかりに目が行ってしまう。

しかし働く従業員はどうだろう?
僕がもし自分の会社で働く従業員だったら?

やはり自分たち従業員が
無事今回の人生を充実したものに
できるように働きたいと思うだろう。

もちろん時として自分を鍛えてもらう場として
叱咤激励もあると思う。

また、会社というのは社会保障団体じゃないから
自分の力で食べて行かなきゃ
従業員としている資格はないんだ、ということは
厳しく教えてくれるところがやはり良いと思う。

もしその会社を離れることになったとしても
そうやってできた心構えはとても強い。

そういう厳しい教えも含めた上で、
何とかしてその従業員も一人前になるように
決して見捨てることなく、
人生を共に歩むことを努力してくれるところを
選ぶのじゃないかと思う。

そしてそうやって自分を一人前にしてくれた
会社に恩を尽くしたいと思うだろう。

究極は、社会保障団体じゃないけど、
人生を預かる場であり、社員を食わす場であるんだろう。
だって、生きることが社長以下全ての従業員にとって
一番の優先事項であることには間違いないのだから。

社長は、会社の運営を考えるとき、
従業員を人件費としてひとまとめにする。
しかし、売上が下がったからといって、
人件費を切りましょかとばっさり行って良いものかと。

売上が見込み以上に出て当然、
見込み未満になればばっさり、となれば
いかにも合理的ではあるが
果たして社長である僕自身が同じようにされたら
どういう風に思うだろうか?
突然解雇になったら明日から俺どうやって生きてけばいいんだ?

いかにも合理的な考えは、
実は経営者の生きたいという気持ちが
叶えられた形とも言える。
同じく生きたいと思う従業員の気持ちは
無視された格好だ。

僕はこれまで割と前者のような合理的な考えを
してきたつもりだったが、考え方を改めようと思う。

だって僕も生きたいし、
従業員も生きたいと思うのは
当たり前のことだから。

だから今後は従業員の人生の充実というものを
テーマに会社をやっていきたいと思う。

どれだけたくさんの充実した人生を
つくれるかな、と考えたら楽しいじゃん!?と。
会社の目的が、「従業員を増やす」というところが
あっても面白いな(笑)。ありそうでない。

何か少しだけ考え方がまぁるくなった(?)30歳の夏でしたとさ。
sakuraishinya at 22:05


プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。


僕の失敗続きの人生を取材していただきました。『勤めないという生き方』森健著P.146〜164に書かれています。


5ページにわたり僕の人生や仕事について取材していただきました。『マイペースで働く!自宅でひとり起業 仕事図鑑』滝岡幸子著P.100〜104に書かれています。


僕の人生のバイブルです。生きる目的を失っていた頃に出会い、人生がまた輝き出しました。ザ・ボディショップ創業者のアニータ・ロディックさんには本当に感謝感謝です。理念的なグローバルブランドをつくりたい、もしくは理念的な会社で働きたいという方はぜひ読んでみてください。カラー写真入りの大きな本ですので、イメージとして入ってきやすく、本棚にあっても存在感があります。


人生を変えてくれた本です。世界1億部以上の大ベストセラーで、歴史上最も売れた本の一つ。「夢を追求している時は、心は決して傷つかない」など、本の至るところに大事なメッセージがあります。すべての夢を追い求める人、日々の雑務に追われ夢を忘れている人に、心の底からおすすめします。
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