2012年10月31日

ちょうど五年前、ニューヨークにいた。




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五年前をついこの間のように思い出す。
この感覚はどんどん増してくるんだろう。

五年半前、僕は暴君だった。
日経ビジネスに二ページ掲載されていたり
業界団体の理事も務め、講演もしょっちゅうしていた。

そして、問題を起こしてしまい、社員は全員去って行き、
自己嫌悪と人間不信にさいなまされるようになった。

もともとそんなに心も体も強くないので
完全に参ってしまった。

そんな中、学生のときのように海外に行き始めた。
忘れてしまった何かを思い出すために。
最初に行ったのは台湾、ベトナム、カンボジア。

ベトナムでガイドの実家に泊まり、
外人なんてきたこともないチャウドックという島で
毎日子供と遊んだり酒を飲まされたり。

言葉は全く通じない。
おかげでベトナム語を覚えた。
今でも自己紹介だけできる。

そこから思えば再生したんだろう。
それまでは欲や名誉、虚栄心にまみれてた。

もともとは純粋な気持ちで始めた会社だったが、
前の上司を抜かすという強烈な怒りを立ち上げ時に利用したため、
二年で抜かしたときには、どこに向けていいか
何をしていいかも分からなかった。

ただより多くお金を稼げば
幸せになれると思った。
しかし、私利私欲の行き着く先は
崩壊しかなかった。

そんなときに、会社が一度ぶっ壊れ、
傷めた心を癒すために海外に行き始めた。

悩んでも解決しないと考えたか、
心の向くままに行き始めたかよく覚えていない。

中学のバンド仲間で
大学時代も本当によく遊んだ友達が
ニューヨークにいる。

彼も必死にニューヨークという
強烈な競争社会で生き残っていた。
そんな彼のブルックリンのアパートの屋上で
マンハッタンの夜景を見ながら語った夜を覚えている。

懐かしいなぁ。
あれから五年か。
五年でずいぶん成長した。
会社の規模は全然変わらないけど
自分の心は自分でもよくやったといえるぐらい
成長できたと思う。

これからの五年を生き抜く土台を
作れたと胸を張りたい。

この世界には、人の数だけ
それぞれの五年があるんだろうなと思う。

あなたの五年は、どんな五年でしたか?




sakuraishinya at 21:32コメント(0)

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プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。


僕の失敗続きの人生を取材していただきました。「勤めないという生き方」森健著P.146〜164に書かれています。


5ページにわたり僕の人生や仕事について取材していただきました。「マイペースで働く!自宅でひとり起業 仕事図鑑」滝岡幸子著P.100〜104に書かれています。


僕の人生のバイブルです。生きる目的を失っていた頃に出会い、人生がまた輝き出しました。ザ・ボディショップ創業者のアニータ・ロディックさんには本当に感謝感謝です。理念的なグローバルブランドをつくりたい、もしくは理念的な会社で働きたいという方はぜひ読んでみてください。カラー写真入りの大きな本ですので、イメージとして入ってきやすく、本棚にあっても存在感があります。


人生を変えてくれた本です。世界1億部以上の大ベストセラーで、歴史上最も売れた本の一つ。「夢を追求している時は、心は決して傷つかない」など、本の至るところに大事なメッセージがあります。全ての夢を追い求める人、日々の雑務に追われ夢を忘れている人に、心の底からおすすめします。
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