2013年09月22日

やべ、今日一歩も外出てない。

この町家は快適すぎるので
外に出なくても全く困らない。
iPadミニが来てから、さらに拍車がかかった。

スマホとタブレットで人類の生活を
完全に変えてしまったジョブズに
心の底から感銘を受ける。

まぁいいやそんな戯言は。

でも、どうせやるなら、
いくら儲かるとか次元の低いことじゃなくて、
どのぐらい後世に遺るものを
やれるかにしか興味がなくなる。

刹那的な欲望を求め続ければ
確かに楽しい気もするのだが、いつかは虚しくなる。
それは自業自得だが悲劇的な結末だ。

僕の中で、最も価値あるものというのは、
常に新しい価値を生み出し続ける企業を造ることだと思う。

どれか一つに頼った会社では、
競争に敗れたが最後あっという間に買収されたり廃業したり。
最近の携帯関連のニュースは市場の動きの速さをまざまざと感じさせられた。

変わらなきゃいけないでは足りない。
何を次にやるのか分からない会社でなければいけないと思う。

申し訳ないが、最近のアップルは、
これから何をするのか予測がつく。
サムスンのほうが余程何やらかすか分からない。

失敗を全く恐れてないのが凄い。
それに比べて日本の会社は、
責任を取りたくないサラリーマンが多いのか挑戦の数が少なすぎると思う。

挑戦しないと評価されない会社を作り、
3Mのように、新規事業の売上の割合が
過去何年でどのぐらいかによって評価される
ような会社を作らなければいけないと思う。

そして、一つのブランドに頼る時代は
終わったと個人的に思う。
それより会社名は分からないほうがいいぐらい。

たとえば、カンペールという靴や雑貨のタイガー、
スターバックス、アフタヌーンティーなどを始め
数十個のビジネスを日本で展開している
サザビーリーグという会社がある。
http://www.sazaby-league.co.jp/brand/

一体日本のどのぐらいの人が
日本のスタバはこの会社が始めたと知っているだろう?

知られなくていいのだそんなことは。
だから強い。賢い企業はそこに気付き始めている気がする。

5年前にアメリカのスマホシェア五割を誇った
ブラックベリーが年末までに全従業員4割削減と
いうニュースを聞き、レノボに買収される日も
近いのかと思いながら、そんなことを思った。

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sakuraishinya at 00:05



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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