2013年09月27日

自分の土俵で勝負すること。

仕事は自分の土俵に持ってこないといけないと思う。
相手の土俵に乗り込めば勝てない。

では、自分の土俵はどの枠組みでの仕事なのか。

僕は伝統工芸の専門家ではない。
かといってウェブが専門でもないし、
かつてやっていた飲食はド素人だ。

何度かつまづいているが、
僕がなぜネットサービスや飲食を
やったのか分かってきた。
そしてそれにヒントがあることも。

人はみなそれぞれ生まれてきた環境や
感じてきたことは違う。
何十年という歳月が唯一無二の個性を作ってくれた。

それを活かす枠組みを自分で作ればいい。
自分らしく思いっきり羽を伸ばせるフィールドを
自分で作ってしまえばいい。

たとえば、昔いじめられていて、
大人しくて、ノリについていけない人は、
無理矢理その集団についていこうとするのではなく、
彼らが入り込めない分野を自分の生きる道にしたらいいと思う。

たとえばの話、やたらと調子だけ良い占い師に
自分の悩みを理解してもらえると思うだろうか?
たとえばその職業では大人しくて、かつてイジメにあったことのある
他人の痛みが分かる性格がずっと役に立つ。

ひょっとしたら、
ノリだけで生きているパッパラパーよりも
占い師として何倍も稼げるかもしれない。

これが自分の土俵で勝負するということ。
自分の土俵を再定義できたので、
これをもとに会社運営をしたい。

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sakuraishinya at 07:40



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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