2015年11月03日

グローバル化という言葉を

f908c4b5.jpg

d796b90b.jpg

8bbae185.jpg

690b4df1.jpg

e451bc66.jpg

考え直した日だった。

よく言われていることだが、
腑に落ちた日だった。

この西陣の場所を
誰よりも盛り上げていけたらと思う。
でも派手に目立たずに淡々と。

というのは海外展開に勤しんで、
振り返ると町家が取り壊され、
老舗がまた一つ廃業しているようではどうなのかと。

それよりもこの場所から日本を活性化し、
外国人に来てもらえるぐらいの場所にしていくことが
日本からも海外からも一番求められていることなのではないかと思った。

21世紀型ビジネスは20世紀型成功モデルとは当然異なる。
それを見極めていかなければいけない。
両親にいつか見てもらいたいからといって、
海外に意味のないショールームを作ったり、
上場を目指したりすることが
いつの時代にも価値があるとは限らない。

今にあったやり方で、
最大限の成果を得られる方法を考え出さなければ。
自分が最大限力を発揮できるフィールドを
見出していかなければ、
右往左往して金を失って時間が過ぎて、
うわーんと泣くだけだ。

自分の心を納得させることも一つだろう。
たとえば父親が海外出張によく行っていたからと言って、
自分も行きたい、というのは気持ちは大変よく分かるが、
この時代にわざわざ行く必要があるだろうか?

テレビ電話すら無料のこの時代に、
高い飛行機代を払って挨拶回りに行く必要性は何だろうか。

それよりもやることはあるのでは?
同様のことが残念ながら僕の長年の夢であった
海外のショールームにも言える。

夢をも打ち砕くほど速いスピードで変わる現代で、
見極めながらも自分の夢を重ねて、
納得する未来を見つけなければならない。

現代人の悩みは昔の人とは違い、
贅沢とも言えるが大変難しいとも言える。

今日はそんな悩みが少し解消されたような日だったので、
飲みに行ってきた。
sakuraishinya at 00:57



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
アクセスカウンター

    月別アーカイブ
    記事検索