2015年11月15日
色々と考えた週末。





今日は昼に公園でビール買って
唐揚げとおにぎり食べた。
そのあと、足りずに鰻屋へ。
で、三時にご来客があった。
美味しいお菓子のお土産まで戴き。
この町家のことを大変お褒めいただき嬉しい限り。
また、今後の展開を考える上で
大変参考になるお話だった。
色々と選択肢はあるが、
選べる未来は一つだけ。
結局最高の日本文化体験をしてもらうことが一番だと思う。
この二軒の町家に来ていただき、
これが日本の伝統的家屋かとため息をついていただくことが
もっとも誤差なく日本を味わえる。
無理にこちらから向こうの
ライフスタイルに合わせたものを作り、
売ったところで一体それは何の産物になるだろう。
日本人が見向きもしないものを
売られた外国人も騙されたような気分にならないだろうか。
日本の良さが本当に分かっている人に、
分かってもらうことが大事であって、
パリやニューヨークの審美眼が必ずしも日本人より優れているとは思えない。
日本人が作り出した工芸品や日本家屋の美しさ、
侘び寂び、謙虚な佇まい、
無の空間に感じる美的感覚、日本庭園、
自然と調和した美しい街並みは
世界に誇るべきものだ。
また料理に関しては言わずもがな。
間違いなく世界最高峰の一つ。
それに関しては一切遠慮する必要もないし、
これからも伸ばし続けていくものだろう。
なので、変に外国人に理解してもらおうとへりくだるのではなく、
もっと研ぎ澄ましていき、さらに本物を追求していこうではないか。
文化大国として世界が憧れるような存在になるべきだし、
本当にそれだけのものを持っていると思う。
そして、そうあることが日本の役割だと思う。
経済戦争に勝つことだけが全てではないことを
アジアで初めて伝えていこうではないか。
sakuraishinya at 23:39