2018年08月28日
夏の終わりに人生を振り返る。






早いのか何なのか、よく分からない。
ただ僕は悩んで北海道に一人旅に出てから11年を過ごした。
もちろん無駄な時間を過ごしたとは思わないが、
どうしようもなく襲いかかる寂寥感は何なのだろうか?
今充実した日々を送っている一方で、
別の視点から冷ややかに自分を見ている自分がいる。
これが本当に過ごしたかった11年なのか?と。
おそらく誰にでもそんな時はあるだろう。
店主として繰り返す日々の中で、
色々なことを考えてきた。
少し離れたところに囲炉裏やおくどさんのある日本家屋を買って、
自然のままにのんびりと暮らしたいと思ったことも。
今でももちろんある。
人生とは何か答えはない。
自分が死ぬ時にこれで良かったと思えたら良いのだろう。
今歩めているだろうか?
たまに立ち止まりながら、
方向を確かめながら、
振り返ることもいずれできなくなるので、
贅沢に過去を振り返りながら生きていきたい。
sakuraishinya at 23:56