2021年01月31日

1月も最終日。まだキーボードは打てないが小指は無事回復した。

年末に爪がなければ小指の先を包丁で切り落としかけるところだった。
本当に危なかった。妻の冷静な誘導の下、1時間後には堀川病院で縫合完了。
マジで感謝だ。

キーボードが打てないのだが、小指の位置のタイプができないと仕事にならないので、
だんだんと小指の代わりを他の指が覚えてきて、
今では小指で打たなくても変わらない速度で打てる。
何という高機能な肉体だ。凄いな人間は。

ところで、今3店舗体制になって、やれやれほっとしようと思いつつも、
コロナの影響で前々から狙っていた物件が空きつつあるので、
また新しいショールームを出したくてしょうがなくなった。
建物が本当に好きなんでね。一日中ネットで見ていられる。

でも人生に無駄なことってないな。
この建物好きが転じてSACRAビルや奧野ビルのオーナーさんにも認めていただき、
出店OKを頂いたのだから。

次は大阪に出すか九州に出すかでここ2週間ほど悩んでいる。
大阪は実は創業の地。大阪の血税を投入していただき職人.comはできた。
大阪産業創造館という半官半民の場所で、
創業塾やうりうり教習所という研修を受けて、
また講演会で知り合ったオンラインストア経営者にノウハウをご教授いただいた。

皆さんのおかげで今がある。
大阪に行くと昔の自分を思い出すようで不思議な気持ちになる。
あの頃は本当に大変だったなぁ。
17年近く経つと思うと、やっぱり時は流れたんだね。

1年4カ月間、天満の雨漏りするアパートでバイトしながら過ごした日々。
自転車で大阪を駆け回っていたな。

あの頃の自分が好きだったかというと、
全く好きではなかった。
劣等感に苛まれていて、苦々しい思い出が蘇る。

あれからこれだけの年月が過ぎ去ったのが驚きだ。
また大阪に通うことは今後あるのだろうか?
富山やシンガポールもそうだが、
自分を育ててくれた場所に頻繁に帰ることはあるのかないのか。
全ては自分次第であるし、偶然の結果によるものもあるだろう。

なぜか閃いた職人.comというビジネスを育てて17年弱。
これからも悔いのない未来をつくっていこう。
sakuraishinya at 10:46



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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