2021年09月12日

9.11から丸20年か。

20年の長さはこのぐらいか。
あの頃は大学3年生だった。
小澤と中井というシンガポール時代の友達と、
シンガポール、マレーシア、トルコを旅している最中で、
マレーシアでトルコ行きの飛行機を待っている間にこの事件が起き、
トルコでは新聞の1面全てを覆っていた。

この旅では初めて自分たちで企画した長期の海外旅行を成功させたことで自信が付き、
その後のアメリカ・ヨーロッパ一周に繋がった。
20年か。一緒に旅した友達とは今でも繋がっているので、不思議すぎる感覚だ。
こんな調子であっという間に過ぎ去っていくのか。

いや、冗談抜きですぐに世間で言う定年の時期になるんだなぁと思った。
やっと仕事が面白くなったと思ったら、もう40。
45とかになってくると、あれ、定年までのほうが仕事し始めてからよりも早くない?となる。
これは結構衝撃的な感覚だろう。

コロナで2年弱という貴重な期間が思い出のないまま失われようとしている。
そうはならないように銀座ショールームを出して、
昨年は売上も大きく伸びたが、今年は足踏み状態だ。
少しずつ進んでいるような、まだまだできていないような。
まぁ今年度始まってからいろいろと問題が山積みだったのが、
ようやく解決に向かっているので、これから一気にアクセルを踏みたいと思う。

とりあえずはインスタ5万人、ツイッター3万人。
これを達成しよう。
今はインスタ3.2万人、ツイッター1.85万人。
海外も入れるともう少し増える。

うちの商品はプラットフォームとしてのリーチ力のみ。
一切の自社独自商品を持たない。
作ろうと思えばすぐに作れるが、それはうちのやることではない。
顧客が付き次第、独自商品を加えていくというチェーンストア理論に則ってはいないが、
世の中に必要とされる我々のあり方がこれだと10年以上やって気付いた。

というわけで、今後は国内ショールームを増やすことよりも、
海外でのショールーム展開を目指していきたい。
注文が多く文化的経済的影響力が最も大きなニューヨークと、
思い入れがあり、もちろん注文も多いシンガポールに出したい。

海外からの売上はおそらく2〜3年後には半分ぐらいになるだろう。
すぐには逆転しないだろうが、まぁまぁ近いところになってきた。
とはいえ、国内の売上は最も大事だ。
国内で支持されていることが何よりの信用。

ということで、土日もどこにも行かず、
ひたすらプラットフォーム運営に人生を費やす日々。
これで後悔しないかと言われたら、後悔はないと言うだろう。
100カ国以上を回っておいて良かった(笑)。
本当に直感に従うことが人生最良の決断だ。
これを勇気を持って実行したことは自分の誇りだ。
sakuraishinya at 00:05



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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