2022年12月05日
小樽をオープンしてからしばらく経った。
まだまだ全く集客はできていない。しかし、これから。昨日と今日で什器を新たに3つ追加。近日中に設置される。僕の仕事というのは職人.com運営者であり資本家。まぁ資本は知れてるが(笑)。だが、手元にある資本をあの手この手で転がしてプラスに持って行ったのを更に転がして、というのを繰り返していくという発想が資本家だ。これがあるのとないのでは雲泥の差になる。
僕の最初の資本は、高砂香料工業株式会社にて11カ月弱給料泥棒をさせていただき、頂いた120万ほどの貯金だった。これは半年強ですっからかんになった。で、すぐにアルバイトを開始した。が、時すでに遅し。あと少しで職人.comをオープンできるというところで金が尽きた。そこで頼りになるのが肉親ですよ(笑)。「頼むよ〜」ということで、「あんたこれが最後やからな!」と言われて母からもらった20万円のお金を元に1カ月ほど集中してサイトを作り込み、たぶん2004年9月21日にオープンした。すると仮オープン前から見てくださっていた人がいきなり8000円ほどのご注文をくれた!これには驚かざるを得なかった。2年ほど経って訪ねてきてくれて、大阪で飲みに行ったりもしたね。大阪の職人さんが作られた万年筆も頂いた。
そんなこんなで職人.comが始まり、海外向けのお土産物っぽいサイトやドロップシッピングの仲介ASP、カフェ、自社ブランドなど、さまざまなことに挑戦しながら、日本全国および100カ国以上を旅して、2015年に再度職人.comだけに集中することになり、年商は2017年度に初めて1億円を突破し、その後香港のポップアップストアを皮切りに、2018年に三条ショールーム、2020年に銀座ショールーム、そして2022年に若松ショールームと小樽ショールームを開設した。
途中から順風満帆なようにも見えるが、内実は火の車だったりもする(笑)。必ずしも見た目と業績は一致しない。今は正念場。だが、それも10回目か?というぐらいなので、乗り越え方は何となく分かる気もする。攻めと守り、これを繰り返す。攻めというのはもちろん広告費をジャンジャン使い、在庫を増やし、認知度を拡大するほう。守りは広告費を減らしまくり、在庫を減らし、新規のお客さんを獲得することにお金を使うのではなく、リピートのお客さんに買っていただくことで、何とか耐え忍ぶということ。
とは言いつつも、やるべきことは最後まで仕上げないといけない。ということで、小樽ショールームは軌道に乗るまでは投資投資だ。お客さんがお客さんを連れてきてくれる状態になれば、慣性の法則でそれなりに伸びていくが、そもそものスタートダッシュがないと厳しい。小樽ショールームのスタートダッシュは完全に失敗した。が、まだまだ未完成なところにたくさん来てもらっても、「こんだけ?」となり、「あそこはあんまり商品ないよ」となる。そりゃまずい。まぁうちのショールームは実に商品が少ないのだが、オンラインストアですぐに在庫切れになるので、人気商品をあまり積めないということが一番大きな理由だが、すっきりした雰囲気で建物や空間も含めて見てもらいたいというのがある。
建物好きが高じて始めたショールーム展開。いろいろと問題は常に起こるが、これからも柔軟に対処していきたい。以上青春の記録を書いた。
僕の最初の資本は、高砂香料工業株式会社にて11カ月弱給料泥棒をさせていただき、頂いた120万ほどの貯金だった。これは半年強ですっからかんになった。で、すぐにアルバイトを開始した。が、時すでに遅し。あと少しで職人.comをオープンできるというところで金が尽きた。そこで頼りになるのが肉親ですよ(笑)。「頼むよ〜」ということで、「あんたこれが最後やからな!」と言われて母からもらった20万円のお金を元に1カ月ほど集中してサイトを作り込み、たぶん2004年9月21日にオープンした。すると仮オープン前から見てくださっていた人がいきなり8000円ほどのご注文をくれた!これには驚かざるを得なかった。2年ほど経って訪ねてきてくれて、大阪で飲みに行ったりもしたね。大阪の職人さんが作られた万年筆も頂いた。
そんなこんなで職人.comが始まり、海外向けのお土産物っぽいサイトやドロップシッピングの仲介ASP、カフェ、自社ブランドなど、さまざまなことに挑戦しながら、日本全国および100カ国以上を旅して、2015年に再度職人.comだけに集中することになり、年商は2017年度に初めて1億円を突破し、その後香港のポップアップストアを皮切りに、2018年に三条ショールーム、2020年に銀座ショールーム、そして2022年に若松ショールームと小樽ショールームを開設した。
途中から順風満帆なようにも見えるが、内実は火の車だったりもする(笑)。必ずしも見た目と業績は一致しない。今は正念場。だが、それも10回目か?というぐらいなので、乗り越え方は何となく分かる気もする。攻めと守り、これを繰り返す。攻めというのはもちろん広告費をジャンジャン使い、在庫を増やし、認知度を拡大するほう。守りは広告費を減らしまくり、在庫を減らし、新規のお客さんを獲得することにお金を使うのではなく、リピートのお客さんに買っていただくことで、何とか耐え忍ぶということ。
とは言いつつも、やるべきことは最後まで仕上げないといけない。ということで、小樽ショールームは軌道に乗るまでは投資投資だ。お客さんがお客さんを連れてきてくれる状態になれば、慣性の法則でそれなりに伸びていくが、そもそものスタートダッシュがないと厳しい。小樽ショールームのスタートダッシュは完全に失敗した。が、まだまだ未完成なところにたくさん来てもらっても、「こんだけ?」となり、「あそこはあんまり商品ないよ」となる。そりゃまずい。まぁうちのショールームは実に商品が少ないのだが、オンラインストアですぐに在庫切れになるので、人気商品をあまり積めないということが一番大きな理由だが、すっきりした雰囲気で建物や空間も含めて見てもらいたいというのがある。
建物好きが高じて始めたショールーム展開。いろいろと問題は常に起こるが、これからも柔軟に対処していきたい。以上青春の記録を書いた。
sakuraishinya at 23:57