2024年11月05日

酒を飲めない日本人の4割が初めて羨ましいと思った。

日本人の4割がアルコールをうまく分解できないそうだ。それはそれはと思ってはいたが、先日土曜日に夫婦でちょいと無茶な飲み方をしてしまい、かなり反省した。

これまでたくさん一緒に飲んだことがあるが、お医者さんはストレスが溜まるのか分からないけども本当によく飲まれる。医者の不養生とは言ったもんだ(笑)。いやいや、知識も豊富で一緒に飲むと大変楽しいんだけどね。

とはいえ、この時間はやはり朝の時間とは違うね。最近明け方になると息苦しくなるので、早いときは3時台から読書している。最初は何でこんな目に、と思ったが、考え方を変えて、この悲惨な状況から学べることはないかと切り替えた。そこで、健康で記憶がなくなるまで飲んだくれていたときには、一切していなかった読書を毎日するようになった。

本は、少し前の日本人が書かれたものを読んでいる。僕が生まれる前後のものが多いので、すでにお亡くなりになっている方の本ばかりだ。やはり現代はとても変わった時代と言える。先日より、何でも答えてくれる、かなり万能AIのChatGPTが登場し、僕も一日100回ぐらいは使用している。むしろこれを使いこなせないと、これからの時代は苦労することになるかもしれない。

しかし、当たり前の話だが、それにより失われるものが多数あるため、それを補うためのものが大事になってくるということだ。やはりそれは本。映画とかも良いかもしれないが、頭に映像を思い浮かべるということがないので、想像力を養うことはできない。誰かが作ったイメージを得るという感じ。本は自分でイメージを作らないといけない。

というわけで、これからも読書していこう。そうそう、先日の『何でも見てやろう』には心底感銘を受けた。『深夜特急』の沢木耕太郎さんがお父さんに買い与えてもらった本。数百円で確実に数万円の価値はあるので読まないと損だ。あの時代に戻ることはできないので、金額で計ること自体ナンセンスだけれども。
sakuraishinya at 09:06



プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
アクセスカウンター

    月別アーカイブ
    記事検索