2013年05月

2013年05月30日

ホテル・ルワンダの舞台と、キガリ虐殺記念館

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に行ってきた。

ミルコリンズという映画ホテルルワンダの
舞台となったホテルは
何の変哲もない一泊170ドルの高級ホテルだった。

あまりの変哲のなさが余計に
突如日常をちょっとした歯車の違いで
悪夢に変貌させるんだなと感じた。

その後バイクタクシーで80円払って
乗ること5分。
キガリ虐殺記念館に。

1994年に起こった悲劇で
100日間で80万人前後が殺された事件。
昨日まで一緒に遊んでいた隣人が突如殺人鬼に変わった世界でも例のないような悲劇だ。

ルワンダに来てみて思うが、
彼らは大人しくて礼儀正しくて、
請求を間違えて持ってきたウェイターに
何で間違えたんだと詰め寄ったら
アイムソーリーと海外では滅多に聞けない美しい一言が
すぐに出て、これにはびっくり。

ルワンダ一番のビルのショッピングセンターにいたら、
ピースコープというボランティアで働いてる
もうすぐ医者になるという23歳韓国系アメリカ人としゃべり
ジュースを一緒に飲んだ。

一年いる彼が言うには
顔の前に石の壁があるそう。
やはり虐殺は人々にとって
消えないトラウマになっている。

ただし、痛みを知っている彼らだからこそ、
困ってる人を思いやる心や、
決して同じ過ちを繰り返さないという固い意志が、
街を歩いててもつくづく伝わってきた。

みんな一日150円とか200円の稼ぎで
何とか生きている。
でも我々のような豊かな国の人が来ても
極めて紳士的だ。

アフリカは危ないところ、
は大間違いだった。
もちろん内戦中のコンゴなどに行けば
危ないところだらけだろうが、
人は本当に親切だし、危ない顔してる人も
中南米に比べれば皆無に近い。

東アフリカは一年中軽井沢のような気候だし
これからの工場地帯になるかも知れないなと思った。
応援したい場所の一つになった。
sakuraishinya at 05:06

2013年05月29日

ルワンダのキガリにて風邪と闘う。

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本当に昨日の風邪は謎だった。
昼まで調子良かったのに
窓全開にして風を浴びてたからか時折来る
冷たい風におそらくやられて
突然午後から体調を崩した。

軽い熱中症プラス冷たい風だろう。
ウガンダやルワンダは高度が高いので
風が冷たくて気持ちいいが気を付けないといけないと分かった。

そこで朝ずーっと寝て
一番近い薬局に。
そこで一番強いのくれと言ったら
マダガスカルでも治ったFERVEX。
で、それを隣の喫茶店で飲んで1時間ぐらい
経つと何と風邪が引いていた。

これには本当に驚いた。
凄すぎる!!マジで感謝。
ブリストルマイヤーズスクイブ!

そこで地球の歩き方に乗ってた一番安いホテル、と言っても
現地では高級ホテルの部類である
hotel isimbiへ移動。一泊21000フランだから3300円ぐらい。

結果Wi-Fiも部屋で使えて大正解だった。
そこで休憩したら調子も上がってきたので
ご飯食べに外出。

ウガンダと物価が倍ぐらい違って
何頼んでも高い気がした。
そこで中華へ。

スープとチャーハン頼んだ。
あとビール二本。一本余計だった。

おかげで何か気持ち悪い時間が続き
結局先ほど夜中の三時に目が覚めて
このブログを書くことになった。

体調管理は本当に大事だ。
でも大事なのは崩したあとの対処だと思う。
薬飲んでひたすら寝ること以上に
良い治し方はない。
自然治癒力もプラスされるわけだし。

そんなとこで明日はもうちょっとぶらぶらしてみよう。
ルワンダ人、親切でびっくり。
sakuraishinya at 10:53

高熱の中、ルワンダのキガリに。

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朝ホテルホワイトハウスで
働いてる女性としゃべった。
20歳。給料一日130円。休みなし。

いやー衝撃だった。
まさかここまで安いとは。

何だかまたフツフツと
海外の人たちにちゃんと休みが取れる職を与えたい欲求が出てきた。

おそらくいつかはやることになるんだろう。
ここ二年ぐらいずっと考えてる。

僕が日本で仕事をしてきて思ったのは
やはり日本のサービスレベルの高さ。
貧しい国の人たちに与えられる最大のものは
雇用とお手本だと思った。

カセセを出ていったんムバララへ。
結局昨日来た道をいったん戻る羽目に。
でムバララから悪路を通り国境の街カバレへ。
夕方に着いてすぐ親切なウガンダ人に無料で
ルワンダ国境までの乗り合いタクシーに
連れてってもらった。

本当田舎のウガンダ人は見返りを求めない親切な心を持っている。

何と普通のセダンのトヨタに
後ろ四人、で前にも四人乗ると言う違法ドライブ(笑)
こんなに乗るなんてトヨタも予想してなかったことだろう。

ルワンダ国境着いて驚き、
事前にビザの申請をネットでしないといけなかったらしい。
地球の歩き方を見たら、
国境で取得可能、ただし事前にネットで申請せなあかんと(笑)

ただしから先を読んでなかったようだ。
申請から受理まで三日かかるし、
謎の高熱で死にかけてたので
何とかルワンダ入れてもらわないことには。

色々と問答する中で
いかにルワンダを見て日本の人達に伝えたいかなどを
熱く語った。高熱の中40分ほど。

そしたら罰金30ドルで許してくれた。
書類で30ドルて書いてあったので
賄賂ではないかと。だって証拠になっちゃうから。

そこでマジで感謝して
首都キガリまで乗り合いタクシーで
横になって寝ながら何とか到着。
近くの安ホテルに着いたのは深夜。
水も出ないホテルで苦しみながら寝た。
sakuraishinya at 10:32


プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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