2014年07月

2014年07月17日

祇園祭本番なので、二日連続都会に出てきた。

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近所に住んでる谷井さんも誘って、
ちょうど奥さんと一年前に行ったはるみ屋に行ってきた。

あと、満州人がやられてる餃子王。
本格的な味。しかも安い。
いやー楽しかったなー。

さて、最近の悩みだが、
新規の取引先を開拓していない。

宮内庁御用達のところからも
取引のお願いをいただくが、
自分が使う実感が湧かないと入れられないので、
泣く泣くお断りをしている。

とはいえ、売上を逃していることは確かだ。
でも自分自身が本心から良いと思っていなければ、
行き着く先は何でもありのただの中継地点のような店になる。

僕はそれを望んでいない。
その店に未来があるとも思えない。

やはり今やることは売り場を広げること。
日本はもちろん世界に。
取引先を広げることは誰でもできる。
でも海外にお客さんをつくることはできない。

ということで、現在のお客さんには
申し訳ないが、しばらくは売り場を広げることに注力したいと思う。

てことで頑張ろう。
sakuraishinya at 23:27

資本金を1000万に増資、そして祇園祭。

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ようやく念願かなって増資できた。
在庫が数百万増えたり、
新婚旅行や100カ国達成プロジェクトなどで
色々とお金が出ていったのもあって
なかなかお金が貯まらなかったがようやく。

10年もかかったが、
この一ウェブサイトから
1000万という現金をつくることができた。
これまでの粗利合計は二億近いのだが、
もちろん会社運営には毎月100万以上出ていくので。
でも嬉しかったな。
やっと普通の株式会社だ(笑)

次は資本金一億を目指そうと思う。
1000万に抑えたほうが払う税金なども安くて得だが、
日本のトップ1%に近い資本金一億を目指したい。

祇園祭は去年よりかなり多かったらしく、
めちゃめちゃ混んでた。
列が進まないほど。酸欠になりそうだった。
古代イスラエルのシオン祭りが1200年経ってもこうやって
受け継がれていて素晴らしいな。

夜は初めての店に二軒行って
奥さんと飲んで帰ってきた。
一軒目は安いだけのどうしようもない居酒屋だったが、
二軒目は80歳の方がオーナーで、
まだ元気にされてるのを見て勇気をいただいた。
sakuraishinya at 14:00

2014年07月14日

色んな思いがあるが

基本的にビールがいいが、たまには日本酒もいいし、
焼酎も泡盛も酔っ払いたいときにはいい。

そんな感じで、会社を通じて、
どういう未来にしていきたいかを考えたときに
色んな道があることが分かる。

それを全部ごっちゃ混ぜにやると、
当然むちゃくちゃな味になる。

だからある程度、今はビールのときなのか
焼酎のときなのかを決めなきゃいけない。

最終的にやりたいのは、
日本品質世界生産の工芸品ブランドだ。
これこそ、自分が考えられる
最も世界に良い影響を与えるものだと思うから。
何度も諦めては蘇った。
そしてもう諦めることを諦めた。最終的にはこれをやろうと。

ただし、いきなりそれに辿り着こうとすれば、
当然資金力もないし、世界のネットワークもない。

だから今は日本製工芸品に特化して、世界に進出していきたい。
自国の職人からグローバルショップをつくるのが職人.comだ。
まずはこれができなければ、
他国の工芸品など分かるわけがないし、
自国を軽んじる人が海外で信用されることはないだろう。

まずは職人.comを通じて、自社ブランドを入れていく。
社名のG&Wにする予定。

そして職人.comの中でG&Wを育てながら、
世界の職人からグローバルブランドをつくるという
自社ブランド事業を切り分けたいと思っている。

もちろん職人.com内において日本製のものは
G&Wとしてそのまま販売したい。

これが最終的に今の強みを活かしながら、
何年経っても諦めきれない世界生産の工芸品ブランドに
辿り着くまでの考えられる一番の道だ。

なぜ日本の職人だけじゃ満足いかないのか?
それは何度も書いているが、
世界を旅していて、現地の人に僕がやっているやり方を
事細かに説明しても、打ち出し方も分からないし、
伝統的なものに価値を感じないなどということもあった。

僕自身も当然日本製工芸品が風土にも合ってるし、
まずクオリティが全く違うということもあり、
自分で欲しくなるものは世界最高品質である日本製工芸品ばかりだ。

でも、それは僕がたまたま日本人だからラッキーだったということで、
世界の大した文化がない国はどうしたらいいのだろう?

月給三千円のブルンジという国がアフリカにあるが、
ここを訪れたときに、思わずバスで一緒のブルンジ人に約束した。
俺が立ち上げるから!と。

このままグローバリゼーションの波にのまれて、
どこもかしこも同じようなメシ屋や店になって面白いだろうか?
もちろん一つの会社が大きくなることは良いと思う。
その個性が受け入れられているということだから。

でも価値観が世界中同じようになって、
自分たちの文化を忘れてしまっては
のちのち何の強みもなくなり、アイデンティティが希薄になり、
生きる意味もなくしてしまうのではないかと言ったら心配しすぎだろうか?

だから「職人から世界を変える」ためには、
世界生産の工芸品ブランドをつくる必要がある。
そして多くの人に模倣されるほど良い影響をもたらす
工芸品業界のパタゴニアのような存在になれたら最高だと思う。
もはや人生に悔いはない。

とまぁそんな感じで、現段階の進む順番を書いたらすっきりした。
僕は秘密を作らず何でもオープンに出す。
そんな感じでいいや。
sakuraishinya at 23:16


プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
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