2016年12月

2016年12月31日

少々急ぎすぎたので、のんびりなローマの朝。

バチカン市国近くの重厚な建物の快適なB&Bで、
イタリアの料理番組を見ながらのんびりと。

イタリアはことインテリアに関しては、
とてつもないこだわりを感じる。
今いる部屋も背の低い間接照明が二つ。以上。
はっきり言って暗い(笑)。
ここで仕事をしようなんていうビジネスマンは戸惑うレベルだ。
でもそんなことはお構いなし。とても落ち着く。

日本ではとりあえず上に明るいライトを付けとけばOKみたいな感じだが、
そうすると部屋が小さく見えてしまう。
間接照明だけを端っこに置けば狭い部屋でも広く見える。

こういうことも実際に訪れてみると気付かされるわけだから、
百聞は一見にしかずという素晴らしい諺があるんだろう。

昨日はフィレンツェでウッフィツィ美術館に1時間40分並んで入り、
宗教画にあまり興味がなかったのでわりと足早に。
その後市場に行きビールを飲み、店を変えて、
名物のモツ煮込みやラビオリなどを食べた。
ドゥオーモは大変大きかった。こんなだったかなと。
本当に13年も経てば全く覚えていない。

不思議だなー本当に。
で、サンタマリアノヴェッラという世界最古の薬局の本店に。
教会のものだったが、いったん国有化された後民間人が物件ごと買い取ったらしい。
そして今は12カ国ほどで展開しているそうだ。
京都にも店があるようで。

とにかく素晴らしい場所だった。
そしてこういう店に職人.comはなりたいんだと思った。
売上をひたすら求めるのではなく、
どれだけたくさんの地域に必要とされる店になるか。
価値観を広げていくことを第一にやっていきたい。
こういったロールモデルがあると日本人としてはやりやすくてとても嬉しい。

で、ローマに昨日やってきたが、
道路が大きくて石畳で店も多くて、
銀座みたいなブランドが立ち並ぶ通りがあって、
やはりここは首都だなと思った。

そしてイタリアも色んな街に行ったが、
ショールームがもし出せるならローマが良いなと妻としゃべった。
ローマの整然とした開けている感じが合っていると感じた。
こういうことも来ないと分からないな。

日本ではもうすぐ紅白が始まる時間か。
こちらは朝10時。
サンピエトロ寺院に行くためだけにここに一泊した。
今日の夜はナポリ。ナポリで年越しだ。
sakuraishinya at 18:05

2016年12月30日

ボローニャ散策した後フィレンツェに。

09f2af10.jpg

01dc1542.jpg

e9b96b61.jpg

8728ac56.jpg

acedbae1.jpg

何の運命か四年前に妻と出会ったときに一緒に飲んだ
マーフィーズというギネスのようなスタウトがあり、
懐かしくてまだ午前にも関わらず飲んだ。
UKパイントで5ユーロ。安い。
まぁアイルランドのゴールウェイでは3ユーロだったが。
UKパイントで。
日本でマーフィーズを見たことないがおそらく千円超える。

大変綺麗なボローニャの中心地。
ボロネーゼソース、つまりスパゲティミートソースの発祥の地ということもあり、
結構な美食の地だった。
だいたい美味かった。ワインも。
値段もそこそこしたけど。
だいたい二人で飲んで食べて50ユーロ。
まぁこれは経験を買っているので高いとは思わない。
ひたすら食べたことのないものを貪欲に食べる。

ただフィレンツェに来て息切れ。
野菜が足りてない。
で、移民がやっているケバブの店で
今日は生野菜をたくさん食べた。
ようやく落ち着いてきた。
やっぱり野菜食べないと駄目だわ。
しかも値段が半額以下だね。感謝感謝。
並んでる客も移民ばかり。
そうそうイタリアはアフリカの移民がやたらと多い。
内戦の難民とかで来たのかな。
結構移民は移民でかたまってるね。
ご飯もそんな感じ。
とっても優しいけど保守的なイタリア人社会で馴染むのは大変だろうな。
まぁ仲間はたくさんいるようなので楽しく暮らしてそうだが。

日本に住んでいるとなかなか感じないけど、
ヨーロッパやアメリカの都会は小さい地球のように人種のるつぼだ。
世界を身近に感じられる環境は色んな問題があって大変だけど成長に繋がる。
何でも一長一短だわ。
ていうことで今夜は飲まずに10時に寝る。
sakuraishinya at 06:07

世界で5番目に小さい最古の共和国、サンマリノ共和国。

16659627.jpg

14323bff.jpg

1139cd43.jpg

52ad64ce.jpg

cf8347a8.jpg

歴史地区が世界遺産に登録されているサンマリノ共和国。
風が気持ちよく、街が保存されていてとても綺麗なところ。
人口はたったの3.145万人。
僕の田舎の富山県小矢部市の3.216万人よりも少ない。
とはいえ、イタリア語だしイタリアに行くのにパスポートがいるわけでもないので、
ほぼイタリアの中にある特殊なエリアという感じだ。
とにかく良いところだったよ!
ボローニャから簡単に日帰りできるので、イタリアに行かれた際はついでにどうぞ。
sakuraishinya at 03:42


プロフィール

2004年から日本製工芸品オンラインストアの職人.comを運営しています。これまで134カ国・地域を旅しました(旅行記はこちら)。
アクセスカウンター

    月別アーカイブ
    記事検索